題名:医療機器が一番わかる
編著者:岡田正彦
発行社:株式会社 技術評論社
出版年月日:2009年3月1日発行
書評:本書は医療で使用されている様々な機器について分かり易く説明した本である。
医療機器として先ず最も身近なものは体温計、体重計、血圧計など一般に市販されている機器でしょう。その様な機器の機構や動作について発達の歴史を含めて説明し、次第に心電図、脳波など電気的計測、超音波、CT、MRI技術を使用した断面画像診断などの原理、機器の発展の状況など分かり易く説明しています。今後、家庭内で簡単に出来る診断、生活の中で自身の健康状況が判断できる技術が発達して来るなどこれからの発展の方向も把握できる。それにしても人間の体は、化学物質の身体組織への変換装置である消化器系、酸素や栄養物質について血管を通して各組織に送り込む循環系、脳と各器官との間の情報伝達を行う神経系、体を支え身体の色々な動きに対応する骨、関節系などからなる一つの大きなシステムと言える。
その意味で一人一人がこの偉大なシステムについて、最大限健康を維持しながら活躍させるという事は大切である。良く活躍させるには現状の色々な医療技術を学ぶこと、体自体の仕組みを学ぶこと、健康に維持する技術を学んで、良い事を実践して行く事など大切に思えてくる。
この様なシステムの診断、治療行為は機械システム、化学プラントシステムなどとも共通性があるとも考えられる。これらを学んでおくことは今後各種分野を学ぶ上でも役に立つと思える。
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